ザクセンのヴェッティン家から見た神聖ローマ帝国の歴史を追って書かれた1冊。
 神聖ローマ帝国についてざっくり知りたいと思って読んでみたものですが(ざっくりと知るにはちょうど良い1冊ではないでしょうか)、やっぱりこの辺りの歴史は複雑だなあ。家系図なんかも。色んな国が出てきて、色んなところの戦争がかかわったりしてるから、そっちの歴史も知ってないといまいちわからないという。でも、それが面白くもあり。
 図説なだけに図絵が多く見ごたえあり、読み物としても楽しめました。