いまいち印象の薄かった第一次世界大戦。学校ではサラエボ事件が切欠で勃発と習ったけど、開戦に至るまでには当時の世界情勢、色んな人物の思惑など複雑な背景があったんですね。いろんな国の外交官視点でそれが書かれていて、なかなか興味深かった。途中話が脱線したり、時代が前後したり(歴史に強くないので、ちょっと読みづらい)、著者の主観が強いかなと感じる部分があったのが少し残念でしたが、面白いテーマの本だったと思う。