マンガの紹介はあまりするつもりはなかったけど、せっかく発掘したので備忘録に。
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 有名な日本の古典、源氏物語を漫画化したもの。この漫画、かなり有名ですよね。
 学校での専攻の関係で古典に触れることが多いのですが、一度源氏物語をかなり嫌いになってしまいまして。取っ付き難い印象を持ってしまったというか。だから、源氏物語の全容を知らないまま、もういいやと丸投げしてました。
 けど、まあやっぱり源氏物語を全く知らない(といっても少しは分かりますけれども)というわけにはいかないので、ちょっと向き合ってみようかと思い、友達お勧めのこの「あさきゆめみし」を借りて一度読んでみることにしました。
 なんでも、この漫画を読めば大体の流れは掴めるとのこと。本文の和訳とか読んでると自然と漫画のシーンが浮かんでくるのだそうです。私がそうなれるかどうかはおいといて、1巻を読んでみての感想はほんと言われたとおりわかりやすいかも、でした。所々抜けてて、いきなり場面が変わったり、女性キャラの突然の出現にこの人誰だろう、とも思ったりしましたが、物語の上で重要なシーンは押さえられてました。私のように物語の流れくらいは把握しておきたい、なんて人にいいんじゃないですかね。
 あと、私はこの漫画のような絵の漫画をあまり読まないので最初はなんとなく違和感を感じでましたが、ショックを受けたとき白目になるだとか、悔しいときは髪の毛を口に加えるだとか、ちょっと古い感じの表現があんまり違和感なかったです。(ただ、ちょっと人物の区別が難しかったりしました。私だけですかね?)(人物紹介とか台詞でなんとかなるといえばなるんですが)

 第1巻は帝と桐壺の更衣の話、源氏誕生から、源氏と葵の上に子供ができるところまで。
 マンガだけど、意外と読むのに時間がかかります。