真夜中の探偵
純の味方になりうるキャラが傍にいないのがつらい感じですね。本編のあのご時勢では「探偵になりたい」と思っている素人女子高生の力になってくれる人なんてそうそういないと思うし、いてもちょっと怪しく見えたりしますが。三瀬あたりはまた出てきそうですが。なんともミステリアスなキャラです。
ミステリ的には木箱のトリックは興味深かったです。犯人のそのトリックの採用理由も含めて。考えるとぞっとするとともに息苦しい思いがします。
ラストに純の母親がちらっと出てきましたが、こちらに関してもそう順調にはいかなそうですね。前作にも出てたりしたんでしょうか。続編も出る雰囲気ですし、これからって感じですかね。しかし前作読まずに読むのはこのシリーズは結構きついみたいです。特に設定把握が大変です。