ポーランドはあまり馴染みのない国で、ちょっと前までは歴史的な点からなんとなく暗いイメージを持ってたんですが、この本にはそんな暗さを感じさせないポーランドの可愛らしく明るい魅力的な面がぎゅっとつまってました。以前読んだ陶器の本に出てきたポーランドの陶器のこともしっかり載ってました。やっぱり可愛い。写真が豊富なのもイメージがつかみやすくていいですね。
 おいしそうな料理に、かわいいお土産の数々。地方ごとに見どころや歴史に触れられていて、ガイド本としてはかなり良書なのではないでしょうか。妖精像がたくさんあるというヴロツワフ、花柄の壁の建物がかわいらしいザリピエ村が特に気になりました。行ってみたいなあ。