今回も四兄弟の活躍というか暴れっぷりが爽快でした。前巻では余くんでしたが、今回は続さんのピンチでした。ちなみに火竜に変身。2ページに渡るCLAMPさんの挿絵もその竜の凄さを表しています。圧倒的な強さです。彼を怒らせちゃいけないなあとつくづく思いますね。竜堂兄弟の兄弟愛がまたきらりと光ります。それとは代わって、自分の父親・夫に容赦のない茉理ちゃんとそのお母さんが素敵だと思いました。
 と、まあ前回で色々なことに決着がついたかと思われたはずでしたが、こうしてまた狙われちゃったりしてるわけですが、どうやら鎌倉の御前が破れたからといって裏の世界がなくなったわけではないようです。しかも、また変な人たちが出てきました。解剖が趣味とか引きますよ。米国まで兄弟のことに介入してきてますし。レディLですよね、きっと最後の彼女は。あれはしつこく続さんを付け狙っていきそうですね。大変な人に目を付けられたものです。
 
 とても楽しんで読めました。続きもすごく気になります。次は誰が変身するのかなあ、とか。それから四姉妹の名前って、あれじゃないよなあ、なんて。(まさかね)貸してくれた友達に感謝です。