ハプスブルク家、世界史関連の本を読み始める前までは名前を知ってる程度だったんですが。本書はハプスブルク家一族一人ひとりにスポットをあてて、当時の政治やヨーロッパの様子について書かれています。ちょっと難しい言葉もあり、辞書使うこともあったりしましたが、ハプスブルク家の歴史の概略がこれでつかめたんじゃないかなと思う。ハプスブルク家の歴史を追うことでヨーロッパの全体の流れも見えてきたりして、なかなかおもしろかった。

 個人的にやっぱりマリア・テレジアの辺は読んでて楽しかったです。昔はマリー・アントワネットの名前は知ってても、マリア・テレジアの方はさっぱりだったのに。